
- 経理部長として10年やってきたが、そろそろ経営の意思決定に関わりたい
- このまま一生、上司の指示通りに動く財務担当で終わりたくない
- IPO準備に関わって、上場を成功させる達成感が味わいたい
企業の舵取り役とも言えるCFO。
重要なポジションなだけに、上記のような理由で、CFOを目指している人もいるのではないでしょうか。
CFOへのキャリアアップ転職を考えた際には、自身の経験や志向に合った転職エージェント・サイトを選ぶことが、次のステージへの第一歩となります。
CFOのキャリアは、企業の成長フェーズや業種によって求められるスキルや役割が大きく異なります。
当記事では、CFOにおすすめの転職エージェント・サイト9社を紹介するとともに、サービスの有利な点・注意点を丁寧に解説。
さらに、自分に合ったサービスを選ぶためのポイントも紹介しています。
当記事が財務のプロフェッショナルとして、より高みを目指すあなたのヒントとなれば幸いです。
CFO向け転職エージェント・サイトおすすめ9社|特徴とポイント
CFOとしてのキャリアをさらに飛躍させるには、自身の強みや志向にマッチした転職エージェント・サイトを選ぶことが重要です。
しかし、数あるサービスの中からどれを選べばよいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで、当編集部が独自に選んだ、CFOへの転職を目指す人におすすめの転職エージェント・サイトを9社厳選してご紹介します。

それぞれの特徴や活用ポイントを押さえて、自分にあったサービスを見つけるヒントにしてください。
AXIS Agentは中長期的な視点で転職をサポートしてほしい人におすすめ
- 中長期的な視点で転職をサポートしてくれる
- 経営幹部ポジションへの転職ノウハウを熟知している
- 独自の情報ネットワークで希少案件の紹介可能
中長期的な視点で転職をサポートしてほしい人は、AXIS Agentがおすすめです。
短期的な転職斡旋ではなく「生涯のキャリアパートナー」として、キャリアプランを提案してくれるからです。
AXIS Agentの平均転職支援期間は3年以上。
CFOというポジションは、タイミングと準備が重要になるため、じっくりと戦略を練りながら機会を待てるのは大きな強みです。
加えて、創業20年間で数百名のCxOの転職を支援してきた実績があり、CFOをはじめとする経営幹部ポジションへの転職ノウハウを熟知。(※)
エグゼクティブ層への転職支援に抜群の実績を持っています。
また、100社を超えるPEファンド/VCとの取引実績により、投資先企業のCFOポジションなど、一般には公開されない希少な案件を紹介してもらえるのもポイントです。
保有求人の約78%が非公開求人となっており、各企業から新組織立ち上げの事前情報を入手したり、CxOやパートナーとの定期的な情報交換会を開催。(※)
表に出ない経営幹部案件を多数取り扱っています。
多くの転職志望者を支援してきた豊富なデータベースから、CFOに求められるスキルや市場価値について的確なアドバイスを受けられるので、AXIS Agentに転職相談してみてはいかがですか。
| サービス名 | AXIS Agent |
|---|---|
| 運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 |
| 許可番号 | 13-ユ-010759 |
| 公式サイト | https://www.axc.ne.jp/ |
※「AXIS Agent」公式サイトより(2025年11月25日時点)
WARCエージェントはマッチング精度の高いサービスを利用したい人におすすめ
- 転職者と企業の両方を同一担当者が支援する「両面型サービス」を採用
- クライアント企業から「選考率が高い」と評価されている(※)
- ベンチャー企業の成長フェーズに応じた人材要件を熟知している
マッチング精度の高いサービスを利用したい人は、WARCエージェントがおすすめです。
転職者と企業の両方を同一担当者が支援する「両面型サービス」を採用しているからです。
企業側の採用ニーズや社風、経営陣の人物像を深く理解した担当者が、そのままダイレクトに転職者に伝えられるのが強み。
クライアント企業からは「他サービスと比べ、圧倒的に選考通過率が高い」という評価を得ており、高いマッチング精度が実証されています。
また、CFOというポジションは経営陣との相性やカルチャーフィットも重要ですが、「両面型サービス」により、なかなかアプローチできない層からも企業への応募意思を獲得することが可能になっています。
加えて、WARCエージェントは、ベンチャー企業の成長フェーズに応じた人材要件を熟知。
一般的な経営管理部門の人材要件だけでなく、ベンチャー企業における経営管理部門が果たすべき役割を理解しており、今後成長が見込まれる企業の目利きや、入社後も見据えたアドバイスも可能です。
経営管理部門のキャリアパスだけでなく、CFOとして必要な視点や考え方についてもサポートが受けられるので、WARCエージェントに登録してベンチャー業界に精通した専門家のサポートを受けましょう。
| サービス名 | WARCエージェント |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社WARC |
| 許可番号 | 13-ユ-308828 |
| 公式サイト | https://agent.warc.jp/ |
※「WARCエージェント」公式サイトより(2025年11月25日時点)
リクルートダイレクトスカウトは信頼性の高いサービスを利用したい人におすすめ
- 大手リクルートが運営している
- AI機能で高精度なマッチングを実現
- 「ダイレクトスカウト」「エージェントスカウト」の両方が利用できる
信頼性の高いサービスを利用したい人は、リクルートダイレクトスカウトがおすすめです。
圧倒的な事業規模を誇るリクルートが運営しているからです。
従業員数20,000人以上(2024年4月1日現在)という大手企業ならではの豊富なリソースと、高い収益性が裏付ける安定したサービス品質により、信頼性の高い転職支援が受けられます。
また、2023年12月4日のリニューアルでAI機能を強化。
レジュメと企業の人材要件を高度に分析することで、CFOというハイクラスポジションへのマッチングを実現しています。
加えて、リクルートダイレクトスカウトでは、次のような2つの機能を利用できるのが魅力でもあります。
- 質問に答えるだけでレジュメが完成し、登録後は企業の担当者から直接スカウトを受け取れる「ダイレクトスカウト機能」
- 転職エージェントからのスカウトを受け取れる「エージェントスカウト機能」
CFOというポジションは企業の経営陣との直接的なコミュニケーションも重要ですが、ダイレクトスカウトなら企業と直接コンタクトが取れるのも強みです。
さらに、リクルートダイレクトスカウトはリクルート共通の「レジュメ」機能に対応しており、リクナビNEXT等の他のリクルートサービスで作成したレジュメをそのまま利用可能。
複数のサービスを横断的に活用しながら、転職活動の負荷を減らせます。
スカウト返信後は企業担当者またはエージェントとの面談が受けられるため、キャリア相談の機会を得られますよ。
CFOクラスのハイクラス求人も豊富に揃っているので、リクルートダイレクトスカウトに登録してハイクラス転職を実現しましょう。(※)
| サービス名 | リクルートダイレクトスカウト |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社インディードリクルートパートナーズ |
| 許可番号 | 13-ユ-317880 |
| 公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
※「リクルートダイレクトスカウト」公式サイトより(2025年11月25日時点)
ヒュープロは選考通過率を上げたい人におすすめ
- 書類・面接通過率アップの実績あり
- スキルをスコアリングしてあなたに合った求人を紹介してくれる
- CFO候補・管理部門責任者ポジションの非公開求人あり
選考通過率を上げたい人は、ヒュープロがおすすめです。
年間1,000人以上のレジュメ添削実績があり、添削後は書類通過率が20%UP、さらに面接対策後は選考通過率が30%UPという具体的な成果を出しているからです。(※)
ヒュープロは、公開求人全国12,475件を保有する税理士・会計業界専門求人サイト公開求人数No.1のサービス。(※)
CFOをはじめとする、財務・経理職の求人を豊富に取り扱っています。
士業・管理部門に特化しており、大学と共同開発した独自のアルゴリズムによってあなたのスキルをスコアリング化し、CFOポジションに必要な経験や適性を評価した上で適切な求人とマッチングします。
CFOという高度な経営ポジションへの転職では、あなたの財務戦略立案能力や経営視点をアピールする必要があるため、実績に裏付けられたサポートは大きな強みとなるでしょう。
また、BIG4や個人事務所、プライム上場企業まで幅広い求人を網羅しており、将来的にCFOを目指す人にとっては、キャリア段階に応じた選択が可能です。
さらに、豊富な実績から蓄積されたノウハウにより、たった10分の電話相談であなたの市場価値を把握できるため、忙しいビジネスパーソンでもスムーズに転職活動を始められます。
会員限定のヒュープロ独占非公開求人では、一般には公開されないCFOポジションなどの好条件・高待遇案件の紹介も可能なので、ぜひ利用する候補のひとつに入れてください。
| サービス名 | ヒュープロ |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ヒュープロ |
| 許可番号 | 13-ユ-310213 |
| 公式サイト | https://hupro-job.com/ |
※「ヒュープロ」公式サイトより(2025年11月25日時点)
ビズリーチは年収アップを目指す人におすすめ
- 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上(2023年10月末時点)
- 企業とヘッドハンターの両方からスカウトが受け取れる
- 地方のCFO求人にも対応可能
年収アップを目指す人は、ビズリーチがおすすめです。
年収1,000万円以上の求人が3分の1以上(2023年10月末時点)を占める、ハイクラス転職に特化したサービスだからです。
登録ヘッドハンター数8,000人以上(2024年10月末時点)という、業界トップクラスのネットワークを持ち、一定の基準を満たした優秀なヘッドハンターがあなたのキャリアをサポート。
転職のプロフェッショナルであるヘッドハンターに相談できるため、CFOというポジションの転職戦略やキャリアプランについて専門的なアドバイスを受けられます。
加えて、導入企業数は累計33,200社以上(2024年10月末時点)という企業ネットワークを持ち、厳選された企業と直接コンタクトが取れるため、スムーズな転職活動が可能です。
企業から直接スカウトを受け取れる「ダイレクトスカウト機能」と、ヘッドハンターからのスカウトという2つのアプローチ方法が利用できるのもポイント。
CFOポジションへの多様な転職機会が得られますよ。
全国6カ所にオフィスを展開しており、地方のCFO求人にも対応可能なので、ぜひビズリーチへの登録を検討してみてください。(※)
なお、無料プランと有料プランがあるので、登録する際は確認するようにしてください。
| サービス名 | ビズリーチ |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
| 許可番号 | 13-ユ-302647 |
| 公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
※「ビズリーチ」公式サイトより(2025年11月25日時点)
CxO人材バンクはほかにはないのネットワークを活用できる
- 経営者に直接アプローチしてもらえる独自のネットワークあり
- 求人は年収800万円以上のCxOポジションが中心(※)
- コンサルタントが選考面接に原則同席している(※)
CxO人材バンクは、ほかにはない独自のネットワークを活用できる点が大きな特徴です。
今まで1万人超の経営者やCxOと会ってきた実績があるからです。
CxO人材バンクでは、一般的な転職エージェントのように人事部門経由ではなく、経営者本人に転職希望者の情報を直接提案。
CFOという経営の中枢を担うポジションへの転職において、意思決定者と直接つながれるのは、大きなアドバンテージとなります。
求人は、年収800万円以上のCxOポジションを中心に取り扱っており、経営に直結する重要なポジションを多数紹介しています。(※)
また、コンサルタントが選考面接に原則同席するという独自のスタイルもポイント。
その場の雰囲気や双方の温度感をダイレクトに把握し、精度の高いフォローアップが可能です。
CFOという高度な財務戦略とビジネス判断が求められるポジションでは、企業と候補者の相互理解も重要ですが、独自のサポート体制により希望に合ったマッチングを実現しています。
さらに「Sweet 19 Blues Day」という転職希望者との交流会や、IR資料の読み方勉強会など、単なる求人紹介ではなく中長期での付き合いを重視した、コミュニティを運営しています。(※)
CFOへの転職はタイミングと縁が大きく影響します。
そのため、オフラインでの交流を通じて表面的ではない深い関係を構築できることは、理想的な転職機会を掴むための重要な要素となりますよ。
上記理由から、上場企業やIPO準備企業でCFOとして経営に深く関わりたい人は、CxO人材バンクに登録して経営者との直接的なネットワークを活用しましょう。
| サービス名 | CxO人材バンク |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社IR Robotics |
| 許可番号 | 13-ユ-311839 |
| 公式サイト | https://cxo-jinzaibank.jp/ |
※「CxO人材バンク」公式サイトより(2025年11月25日時点)
CPASS CAREER(シーパスキャリア)は会計の専門家にサポートしてほしい人におすすめ
- 公認会計士資格を有するキャリアアドバイザーが複数在籍している(※)
- 約7,000人の会計士と強固なネットワークあり(※)
- 長期的な視点でサポートしてくれる
会計の専門家による質の高いキャリアサポートを受けたい人は、CPASS CAREERがおすすめです。
公認会計士資格を有するキャリアアドバイザーが複数在籍しているからです。(※)
会計・財務のプロフェッショナルの目線から企業や求人を選別し、CFOというポジションに必要な専門性を深く理解した上でアドバイスを提供してもらえます。
また、人材紹介歴20年以上のキャリアアドバイザーも在籍しているため、豊富な経験とノウハウに基づいた戦略的なキャリア支援が可能です。(※)
一般的な転職エージェントでは得られない、会計ファイナンス人材のキャリアパスを熟知したサポートが受けられるでしょう。
加えて、CPA会計学院のOB・OGを含む、約7,000人の会計士との繋がりという強固なネットワークがあるのも強み。(※)
他にはないオリジナル求人を多数紹介してもらえますよ。
さらにCPASS CAREERは、「転職を煽らない」「マッチ度の低い案件は薦めない」「相手のペースを大切にする」という姿勢を貫き、本当の求職者第一主義を実践しています。
CFOへの転職は戦略と計画が重要であり、必要な経験が足りない状況であれば、然るべきタイミングが訪れるまで何年でも待つという長期的な視点でサポートしてくれます。
生涯にわたってあなたのキャリアをサポートする体制も整っているので、CPASS CAREERで質の高い転職支援を受けてみてはいかがですか。
| サービス名 | CPASS CAREER(シーパスキャリア) |
|---|---|
| 運営会社 | CPAキャリアサポート株式会社 |
| 許可番号 | 13-ユ-313028 |
| 公式サイト | https://cpa-career.jp/ |
※「CPASS CAREER(シーパスキャリア)」公式サイトより(2025年11月25日時点)
ジャスネットキャリアは実務経験に基づいたサポートをしてほしい人にすすめ
- ベンチャー企業でCFO経験のあるエージェントが在籍している
- 業界最大級の取引先ネットワーク保有(※)
- 職業紹介優良事業者認定取得している(※)
実務経験に基づいた具体的なサポートをしてほしい人は、ジャスネットキャリアがおすすめです。
実際にCFO経験のあるコンサルタントから実践的なアドバイスを受けられるからです。
ジャスネットキャリアには、ベンチャー企業でCFO経験のあるコンサルタントが在籍。
CFOというポジションに求められる資質や能力、ストックオプション報酬など、ベンチャー特有の契約についてもサポートが可能です。
また、経験20年以上のベテランコンサルタントや、公認会計士・税理士・日商簿記1級とキャリアコンサルタント資格を併せ持つ、コンサルタントが在籍しているのも特徴。(※)
あなたの経験を高く評価してくれる企業への転職を全力でサポートしてくれます。
さらに、1996年の創業以来69,000人の登録者と一人ひとりのキャリアに向き合ってきた実績があり、取引実績企業7,000社以上という業界最大級のネットワークを誇ります。(※)
まずはCFOの右腕としての活躍から始めるのか、それともすぐにCFOとして活躍できるのか、その可能性と適切な求人を明確に提案してくれますよ。
また、「一生涯サポート宣言」に基づき、転職成功後も長期的にキャリアアップを支援する体制も整っています。
全国28,000社超の有料職業紹介事業者のうちわずか40社のみが取得する「職業紹介優良事業者認定」も受けているので、はじめて転職する人でも不安なく利用できるでしょう。(※)
| サービス名 | ジャスネットキャリア |
|---|---|
| 運営会社 | ジャスネットコミュニケーションズ株式会社 |
| 許可番号 | 13-ユ-070198 |
| 公式サイト | https://career.jusnet.co.jp/ |
※「ジャスネットキャリア」公式サイトより(2025年11月25日時点)
アンテロープキャリアコンサルティングは金融&コンサルティング業界のCFO転職を目指す人におすすめ
- 金融&コンサルティング業界専門のサービスである
- 社後の環境までイメージできる深い情報を提供してもらえる
- 長期的なキャリアサポート体制を展開している
金融&コンサルティング業界のCFO転職を目指す人は、アンテロープキャリアコンサルティングがおすすめです。
創業から約23年間、金融&コンサルティング業界に特化してサービスを提供しているからです。(※)
アンテロープキャリアコンサルティングは、PE・VC・M&Aアドバイザリー・投資銀行といった、金融プロフェッショナル領域での深い専門知識とネットワークを保有。
コンサルタント全員が専門領域を明確化しており、CFOというポジションに求められる財務・投資・経営戦略の専門性を理解した上でサポートしてくれます。
想定年収2,000万円以上の求人も取り扱うなど、CFOクラスのハイクラスポジションにも対応しています。(※)
そのうえ、採用責任者であるパートナーやマネージングディレクターから直接ヒアリングを行い、次のような入社後の環境までイメージできる深い情報を提供してくれますよ。
- 採用ニーズの背景
- 組織体制
- 昇進のイメージ
- 部門長プロフィール
- 待遇面
また、アンテロープキャリアコンサルティングは「キャンディデート・ファースト」のコアバリューを掲げ、求職者第一主義を貫いています。
入社後も半年後、1年後、さらに20年後まで定期的にフォローする長期的なキャリアサポート体制を展開。
転職後1年以内であれば無料で「スタートアップ・コーチング」サービスを提供してくれます。(※)
金融・投資・M&A領域での専門性を活かしてCFOとして活躍したい人は、アンテロープキャリアコンサルティングに転職サポートをお願いしましょう。
| サービス名 | アンテロープキャリアコンサルティング |
|---|---|
| 運営会社 | アンテロープキャリアコンサルティング株式会社 |
| 許可番号 | 13-ユ-040484 |
| 公式サイト | https://www.antelope.co.jp/ |
※「アンテロープキャリアコンサルティング」公式サイトより(2025年11月25日時点)
業種・企業規模別におすすめのCFO向け転職エージェント・サイト

この章では、「業種別」「企業規模別」に分けて、それぞれのニーズに合ったCFO向け転職エージェント・サイトを紹介していきます。
自分のキャリアビジョンに合うサービスを見つけるための参考にしてみてください。
上場企業のCFOを目指す人におすすめの転職エージェント・サイト
上場企業のCFOを目指す人は、「ビズリーチ」「リクルートダイレクトスカウト」「CxO人材バンク」の3つがおすすめです。
ビズリーチは導入企業数が多く、幅広いネットワークを持っています。
上場企業から株式公開前のベンチャー企業まで幅広くカバーしているため、上場企業のCFOポジションという希少な求人にもアクセスできます。
さらに、ビズリーチは大規模なネットワークを活かし、上場企業の経営陣が求める高度なスキルのCFO候補者を厳選してスカウトする仕組みを構築。
上場企業の経営陣が「この候補者にぜひ会いたい」と考える優秀な人材が多く登録しており、CFO候補者が企業から直接スカウトされる可能性もあります。
リクルートダイレクトスカウトは、圧倒的な事業規模を背景に、上場企業との強固な取引関係を構築しているため、上場企業のCFO求人を豊富に保有しています。
AI機能強化によるマッチング精度の向上を実現しており、CFO候補者のスキルセや経験に合った上場企業のCFOポジションを提案してもらえるのもポイントです。
CxO人材バンクは、上場企業の経営陣と日常的にコミュニケーションを取っており、CFO求人が発生する前段階から情報を入手できます。
また、経営者本人に転職希望者の情報を直接提案できるため、人事部門を介さずに意思決定者とダイレクトにつながれるのも強みです。
上場企業のCFO求人は、現職CFOの退任や組織再編といった機密性の高い情報に基づいて発生します。
そのため、上場企業の経営陣や取締役会と直接つながりを持つサービスや、ダイレクトスカウト機能によって企業から直接オファーを受けられるサービスの利用がおすすめです。
| サービス名 | おすすめ理由 |
|---|---|
| ビズリーチ | 転職意欲の高い人材が登録しているサービスNo.1という評価により、優秀なCFO候補者として企業から注目される可能性が高い(※) |
| リクルートダイレクトスカウト | AI機能強化によるマッチング精度向上を実現し、CFO候補者に合った上場企業のポジションを提案 |
| CxO人材バンク | コンサルタントが選考面接に原則同席する独自スタイルで、精度の高いフォローアップを提供 |
※「ビズリーチ」公式サイトより(2025年12月時点)
スタートアップ・ベンチャー企業のCFOを目指す人におすすめの転職エージェント・サイト
スタートアップ・ベンチャー企業のCFOを目指す人は、「AXIS Agent」「ジャスネットキャリア」「WARCエージェント」の3つがおすすめです。
AXIS Agentは100社を超えるPEファンド/VCとの取引実績とネットワークにより、投資先企業のCxOポジションという独自ルートを持っています。(※)
そのため、ベンチャーキャピタルから投資を受けた、成長企業のCFOポジションを優先的に紹介してもらえる可能性が高いです。
ジャスネットキャリアは、複数のベンチャーキャピタルとの独自ルートを構築しているため、スタートアップのCFO求人も多数取り扱っています。
株式公開前のベンチャー企業のCFOポジションに強いパイプを持っているのも特徴で、スタートアップ・ベンチャー企業の各成長フェーズに応じた適切な企業を提案してもらえます。
WARCエージェントは、スタートアップ・ベンチャー企業の経営層との深い繋がりを構築しており、実際に企業の経営課題解決に関わる中で構築した信頼関係を基に、CFO求人の紹介が可能です。
また、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーと連携してサポートしており、スタートアップ・ベンチャー企業の成長フェーズごとに求められる人材像を熟知。
そのため、CFO候補者の経験が、どの成長フェーズの企業に適しているかを見極めてもらえます。
スタートアップ・ベンチャー企業のCFO求人は、成長フェーズや資金調達のタイミングによって求められるスキルが大きく異なります。
それぞれのフェーズで必要な経験が変わるため、ベンチャー企業の成長フェーズごとの特性がわかっているサービスを利用するようにしましょう。
| サービス名 | おすすめ理由 |
|---|---|
| AXIS Agent | 現役コンサルタントの4人に1人が登録という実績で、戦略的思考と実行力を併せ持つ人材の支援に強み(※) |
| ジャスネットキャリア | ベンチャー企業でCFO経験のあるエージェントが在籍し、スタートアップのCFOとして必要な実践的なアドバイスを提供 |
| WARCエージェント | スタートアップ・ベンチャー企業が抱える内部統制構築や業務効率化といった問題を理解しており、具体的な情報提供が可能 |
※各転職エージェント公式サイトより(2025年12月時点)
外資系企業のCFOを目指す人におすすめの転職エージェント・サイト
外資系企業のCFOを目指す人は、「ビズリーチ」「リクルートダイレクトスカウト」の2つがおすすめです。
ビズリーチは、日本に拠点を置く外資系から多国籍企業まで幅広くカバーしているため、外資系企業のCFOポジションという希少な求人にもアクセスできます。
さらに、外資系企業の経営陣が「グローバルな視点を持つCFO候補者」を探す際に優先的に活用するサービスであることも注目ポイントで、CFO候補者が企業から直接スカウトされる可能性も高いです。
また、大規模なネットワークの中には、外資系企業専門のヘッドハンターやグローバルファームと提携するエージェントも多数含まれており、外資系企業のCFO求人に特化したスカウトを受けられます。
リクルートダイレクトスカウトは、圧倒的な事業規模を背景に外資系企業との強固な取引関係を構築しているため、外資系CFOポジションの求人も豊富に保有しています。
CFO候補者のグローバルな経験や語学力、国際会計基準への対応経験といったスキルを正確に分析し、マッチ度が高い外資系企業のCFOポジションの提案も可能です。
外資系企業のCFO求人は、グローバル本社の承認や現地法人の経営戦略に基づいて発生するため、機密性が高く、一般の転職サイトには掲載されないケースが多いです。
非公開求人も紹介してほしいなら、外資系企業の経営陣やグローバルヘッドハンターと直接つながりを持つサービスの利用をおすすめします。
| サービス名 | おすすめ理由 |
|---|---|
| ビズリーチ | 外資系企業専門のヘッドハンターやグローバルファームと提携するエージェントが多数含まれる |
| リクルートダイレクトスカウトト | リクルート共通「レジュメ」機能により、複数の外資系企業から効率的にスカウトを受けられる |
中小企業・オーナー企業のCFOを目指す人におすすめの転職エージェント・サイト
中小企業・オーナー企業のCFOを目指す人は、「CxO人材バンク」「ジャスネットキャリア」の2つがおすすめです。
CxO人材バンクは、経営者本人に転職希望者の情報を直接提案できる強みがあります。
中小企業やオーナー企業では意思決定者が経営者自身であるケースも多く、人事部門を介さずにスムーズに選考を進められます。
また、経営者と定期的にコミュニケーションを取っており、「次の経営を任せられるCFO」を探しているタイミングで優先的に情報を入手できるのも特徴です。
CFO候補者とオーナー経営者の双方の温度感をリアルタイムで把握でき、「経営者との相性」という重要な要素についても精度の高い判断が可能です。
ジャスネットキャリアは、取引実績企業7,000社以上という業界最大級のネットワークを持ち、国内上場企業だけでなく、未上場優良企業や中小企業との幅広い取引実績があります。(※)
もちろん、中小企業・オーナー企業のCFO求人も豊富に保有しており、企業が求めるニーズを理解したうえでCFO候補者のアピールポイントも提案してくれますよ。
中小企業・オーナー企業のCFO求人は、オーナー経営者の信頼できる人材紹介会社にのみ依頼されるケースが多いです。
一般の転職サイトには掲載されないため、経営者本人と深い信頼関係を構築していて非公開求人が多いサービスを利用しましょう。
| サービス名 | おすすめ理由 |
|---|---|
| CxO人材バンク | CFO候補者とオーナー経営者の双方の希望や期待値を把握したうえで提案してもらえる |
| ジャスネットキャリア | 現場を知るCFO実務経験者による実践的なアドバイスをもらえる |
※「ジャスネットキャリア」公式サイトより(2025年12月時点)
CFO転職を成功に導く!転職エージェント・サイト活用の5つの有利な点
CFOは市場価値の高いポジションである一方で、求人数が限られ、情報も非公開であることが多いため、的確なアプローチが求められます。
そんな中で、転職エージェント・サイトを活用することは、CFO転職を成功に導く大きな武器に。
そこで、転職エージェント・サイトを活用することで得られる、5つの有利なポイントを紹介します。

順番に解説していきますね。
1、非公開求人や独自求人でCFOポジションの情報を得られる
転職エージェント・サイトを利用すれば、一般には公開されないCFOポジションの非公開求人や独自求人の情報を得られます。
企業側が求人を公開することで、競合他社に経営戦略を察知されるリスクや、応募者が殺到して選考に多大な時間がかかるリスクを避けたいと考えるからです。
IPO準備中の企業や事業拡大を計画している企業では、CFO採用を市場に知られることで株価や取引先との関係に影響が出る可能性もあります。
そのため、信頼できる転職エージェントにのみ求人を依頼するケースが多いです。
また、非公開求人や独自求人は、応募者が限定されるため競争率は低く、希少なCFOポジションでも選考を有利に進められるメリットがあります。
さらに、企業の採用ニーズや求める人物像を詳細に把握しているため、ミスマッチが防ぎやすく、年収やストックオプションなどの条件面でも好条件が提示されることも。
2、財務・会計・経営の専門知識を持つコンサルタントから助言してもらえる
転職エージェント・サイトを利用することで、財務・会計・経営の専門知識を持つコンサルタントから助言してもらえます。
CFOへの転職では、「資金調達戦略」「M&A」「IPO準備」など、単なる経理・財務経験以上の高度な専門知識が求められるからです。
一般的な総合型転職エージェントでは、幅広い業界をカバーしている反面、専門性が十分でないこともあるので、的確なアドバイスが受けられないこともあります。
専門的な知識のあるコンサルタントが担当なら、以下のような転職活動をより有利に進められるアドバイスが受けられます。
- CFOの右腕としてのキャリアか、即CFOとしての活躍か、あなたの可能性に合った求人を提案してもらえる。
- 各企業の成長フェーズに応じたキャリアパスを示してもらえる
- 求人票には書かれていない実務的な観点からのアドバイスを受けられる。
- 報酬体系や待遇条件について実体験に基づいた具体的な情報を教えてもらえる。
登録する前に、どのようなコンサルタントが在籍しているか、公式サイトで確認することをおすすめします。
3、人事部門を介さず意思決定者と直接やり取りできる
転職エージェント・サイトを利用すれば、人事部門を介さず意思決定者と直接やり取りできます。
CFOは経営の中枢を担うポジションであり、経営陣との相性やビジョンの一致が重要になるため、最終の採用判断は代表取締役やCEOといった経営トップが行うからです。
人事部門を経由すると意思決定までに時間がかかり、本質的な経営上の論点や求められる役割について直接確認する機会を失ってしまう可能性があります。
一方で、経営トップと直接やり取りできれば、次のようなメリットがあります。
- 経営上の論点や財務戦略を直接ヒアリングでき、入社後のミスマッチを防げる。
- 年収やストックオプションなど重要条件をその場で確認・交渉できる。
- 経営ビジョンなどを肌で感じ取り、長期的に働けるか判断できる。
- 機密性の高い情報を採用段階から共有されやすい。
また、ダイレクトスカウト機能を持つサービスでは、企業側が候補者のレジュメを見て直接オファーを送るのが一般的です。
そのため、CFO候補者のスキルや経験を高く評価している企業からのみアプローチを受けられ、選考での通過率も高くなります。
4、自分の経験やスキルがCFO市場でどう評価されるか分かる
転職エージェント・サイトを利用することで、自分の経験やスキルがCFO市場でどう評価されるか分かります。
CFOに精通した専門家が、実際の採用事例や企業の期待値など客観的な視点で評価し、フィードバックを提供してくれるからです。
また、CFO市場では業界や企業の成長フェーズによって求められるスキルが大きく異なるため、自身の経験がどの環境で活かせるかを把握することが、転職成功の鍵となります。
客観的な評価を受けられれば、どの企業・業界で活躍できるか判断でき、適正な年収や待遇も理解できます。
さらに、今後補強が必要なスキルや経験が明確になり、長期的なキャリア戦略を立てやすくなるでしょう。
自己評価で判断する市場価値と、実際の採用市場での評価には大きなギャップが生じることも少なくありません。
自分の経験やスキルが実際にどう評価されるのか、ぜひ一度転職エージェントに相談してみてください。
5、目先のCFOポジションだけでなく将来を見据えた相談ができる
転職エージェント・サイトを活用すれば、目先のCFOポジションだけでなく、将来を見据えた相談もできます。
CFOとしてのキャリアは一度の転職で完結するものではなく、長期的な視点でのキャリア設計が重要だからです。
将来を見据えたキャリアの相談を行うことで、目指すキャリアゴールから逆算して、今回の転職でどのような経験を積むべきか判断できます。
また、転職エージェントとの関係を継続することで、状況に応じた適切なアドバイスを受けられたり、転職後のキャリア形成をサポートしてもらえたりもします。
短期的な年収アップや現職からの脱出だけを目的としたCFOへの転職は、キャリアの停滞を招く恐れもあるため注意が必要です。
利用前に知っておきたいCFO向け転職エージェント・サイトの注意点
転職エージェント・サイトにも得意・不得意があり、サービスの内容やスタンスによっては、思わぬミスマッチが生じることも。
後悔のない転職を実現するためには、事前に「どんな点に注意すべきか」を知っておくことが大切です。
この章では、CFOが転職エージェント・サイトを利用する際に気をつけたい注意点ついて解説していきます。

1、CFOの専門性を理解しているコンサルタントに当たるとは限らない
転職エージェント・サイトを利用しても、CFOの専門性を理解しているコンサルタントに当たるとは限りません。
コンサルタントの専門性や経験値にはばらつきがあるため、CFOに求められる高度な専門知識を十分に理解していないケースも考えられます。
万が一、CFOの専門性が不十分な担当者に当たると、単なる経理業務の延長として求人を紹介されることがあります。
また、IPO準備企業と上場企業ではCFOに求められるスキルが大きく異なるにもかかわらず、その違いを踏まえない、不適切な求人を勧められるケースも少なくありません。
さらに、ストックオプションの設計や資金調達戦略、バリュエーションなど、CFO特有の論点について十分な説明や回答が得られないことも。
結果的に自身のバックグラウンドや実績を正しく評価してもらえず、過小評価または過大評価を前提にした転職活動を行うことになってしまいます。
2、転職エージェントを介することで意思疎通にタイムラグが生じやすい
転職エージェントを介することで、意思疎通にタイムラグが生じやすくなります。
担当コンサルタントが、CFO候補者と企業の間を取り次ぐ時間が必要になり、意思決定のスピードが遅くなるケースもあるからです。
タイムラグの影響は、主に以下の点におよびます。
- 質問や追加確認に時間がかかる
- 条件交渉や意思決定のタイミングを逃す
- 情報の鮮度やニュアンスが損なわれる
たとえば、面接で聞きそびれた重要な財務情報や経営戦略について追加で確認したい場合、転職エージェント経由では即座に回答を得られません。
選考中に企業側の状況が変化しても、転職エージェントが情報をタイムリーに把握・共有できなければ、古い情報をもとに判断してしまうことになります。
タイムラグを短縮するためには、積極的に担当コンサルタントとのコミュニケーション頻度を高めるようにしましょう。
定期的な進捗確認の面談を週1ペースで設定したり、チャットツールやメッセンジャーアプリを活用して気軽に質問できる環境を整えたりするのもおすすめです。
3、実態より楽観的な見通しや年収相場とかけ離れた提示が行われることもある
転職エージェント・サイトを利用すると、実態より楽観的な見通しや年収相場とかけ離れた提示が行われることもあります。
サービスの特性上、応募を促すことに重点を置いた説明がされることもあるからです。
たとえば楽観的な見通しが伝えられた場合、期待を大きく下回る年収でのオファーが中心だったり、書類選考の段階で落ち続けたりすると、自信を失ってしまうことになります。
もちろん担当コンサルタントのアドバイスは役立つことも多いのですが、すべて鵜呑みにせず、冷静かつ客観的な視点を持つことも大切です。
もし提示内容に違和感を覚えたら、他の転職エージェントやネットワーク内のCFO経験者にセカンドオピニオンを求めるのもおすすめです。
4、質より量のスカウトで選別に時間がかかる
転職エージェント・サイトの利用には、質より量のスカウト選別に時間がかかってしまうこともあります。
スカウト機能によっては、レジュメに登録されたキーワードに反応して、大量のスカウトメールが送信されることもあるからです。
たとえば、「経理経験あり」「財務担当」といった表面的なキーワードだけで判断し、経理部長やマネージャークラスの求人を大量に送りつけるケースが挙げられます。
質より量のスカウトが大量に届いた場合、以下のような問題が発生する可能性もあります。
- CFOポジションが限られ、経理マネージャーや財務部長といった希望と異なる求人が大半を占める
- 定型文のスカウトが多く、経歴踏まえた内容かどうかを見極めるために一件ずつ確認する必要がある
- 同じ企業から複数の転職エージェント経由で同じスカウトが届き、どのサービス経由で応募すべきか迷う
- 魅力的なCFOポジションが大量のスカウトメールに埋もれてしまい、見落としてしまう
CFO転職を目指す人の経歴は魅力的なため、企業側のスカウト条件に引っかかりやすく、大量メールが届くことも考えられます。
スカウトの選別基準を明確に持ち、無駄なく対応できるようにしておきましょう。
CFO向け転職エージェント・サイトを選ぶ際の主な判断基準
数ある転職エージェント・サイトの中から、自分に合ったサービスを見つけるのは難しいものです。
得意とする業種や企業規模、サポート体制、担当者の専門性など、見るべきポイントは多岐にわたります。
この項目では、CFO向け転職エージェント・サイトを選ぶ際に押さえておきたい判断基準や、自分に合ったサービスを見つけるためのヒントを紹介していきます。
納得のいく転職を実現するために、ぜひ参考にしてみてください。

1、CxOレベルの転職支援実績が豊富な転職エージェントを選ぶ
まずは、CxOレベルの転職支援実績が豊富な転職エージェントを選びましょう。
CxOレベルの転職支援経験が少ないサービスだと、選考対策やキャリアアドバイスが表面的なものになってしまい、転職成功率が大きく下がるからです。
CFOというポジションは一般的な管理職とは異なり、経営陣の一員として、「財務戦略」「資金調達」「M&A」「IPO準備」といった高度な専門性が求められます。
また、CxOレベルの転職支援実績が豊富なサービスは、経営者や意思決定者との強いネットワークを持っていることが多いです。
人事部門を介さずに直接経営陣とコンタクトを取れるため、CFO候補者にとって精度の高いマッチングが実現できます。
2、財務・会計・経営の知識を持つコンサルタントがいるか確認する
CFO向け転職エージェント・サイト選びでは、財務・会計・経営の知識を持つコンサルタントがいるか確認することも大切です。
CFOは一般的な管理職とは異なり、高度な専門知識が求められるため、コンサルタント自身が専門領域を理解していなければ、適切な求人紹介やアドバイスを受けられません。
初回面談では、次のような観点からコンサルタントの専門性をチェックしてみるといいでしょう。
- CFO候補者の選考で評価されやすいポイント
- IPO準備企業と上場企業のCFOに求められる違い
- 過去のCFO転職支援事例
また、各サービスの公式サイトで、コンサルタントの保有資格や過去の実務経験が明記されているか調べておくことも重要です。
3、自分の希望年収の求人を多く扱っているか確認する
希望年収の求人を多く扱っているかも確認しておきましょう。
自分の希望年収に合致する求人が多いサービスを選ばなければ、転職活動が非効率になり、本来の市場価値に見合わないポジションばかりを検討することになるからです。
CFOの求人は、年収800万円から5,000万円以上までと幅広く、企業の規模や成長フェーズ、業界によって年収が大きく異なります。
現職で年収1,500万円を得ている人が、年収1,000万円以下の求人を紹介されても意味はありませんし、逆に市場価値を大きく上回る高年収求人ばかりでは、選考通過が難しくなります。
そのため、自分の市場価値と希望に合った年収の求人が豊富なサービスを選ぶことが重要です。
希望年収の求人取扱状況は、以下の方法で確認してみてください。
- 公式サイトの求人検索で自分の希望年収が何件ヒットするかを確認する
- 初回面談時に希望年収のCFO求人を何件くらい保有しているか質問する
- 公式サイトに掲載されている「年収〇〇万円以上求人の割合」を確認する
- 転職成功事例や体験談に記載されているCFO転職後の年収を確認する
複数のサービスに登録して、それぞれから提示される求人の年収を比較し、希望に合致するサービスに絞り込むのもおすすめです。
さらに年収だけでなく、「ストックオプション」や「業績連動賞与」といった変動報酬も含めた総報酬額で比較することが重要です。
4、レジュメ添削、面接対策、入社後フォローが充実しているか確認する
CFOへの転職活動には欠かせない、レジュメ添削、面接対策、入社後フォローの充実度も確認しましょう。
CFOの選考では、専門的なレジュメ添削や面接対策がなければ、本来の実力を十分にアピールできず、選考通過率が大きく下がるからです。
また、CFOとして入社した後も、新しい環境での立ち上がりや経営陣との関係構築には困難が伴うこともあります。
入社後フォローが充実しているサービスを選ぶことで、転職後のキャリアを安定させ、長期的な成功につなげられます。
主な確認ポイントは次のとおりです。
- 公式サイトに具体的な成果指標やサポート内容が明記されている確認する
- 初回面談時に「レジュメ添削回数」「面接対策」「入社後のフォロー期間」について質問する
- 転職成功事例や利用者の声で、実際のサポート内容をチェックする
CFO転職では、選考対策や入社後のフォローまで含めた総合的な支援の有無が、転職成功を左右します。
そのため、念入りにサポートの充実度をリサーチしておくと失敗も防げます。
5、自分の経歴に合ったCFO向け転職エージェント・サイトか確認する
監査法人出身や投資銀行出身など、自分の経歴に合ったCFO向け転職エージェント・サイトかどうかを確認しましょう。
CFO候補者の経歴は多様で、自分の経歴を深く理解し評価できるサービスでなければ、企業とのマッチングはうまくいきません。
また、自分の経歴に合った転職エージェント・サイトであれば、同じバックグラウンドを持つCFOの転職成功事例も充実しています。
各サービスの公式サイトで、特定のバックグラウンドに特化したページや情報があるかをチェックし、専門性を示す情報が明記されているか調べてみるといいでしょう。
さらに、担当コンサルタントの専門領域や実績なども押さえておくと、自分の経歴に合った担当者がつきやすくなります。
CFO転職で失敗しないために確認する5つのポイント

CFO転職で失敗しないためには、確認した方がいい5つのポイントがあります。
5つのポイントを事前に確認しないまま入社すると、ミスマッチが発生し、早期退職を余儀なくされるケースも少なくありません。
以下5つのポイントを転職活動の際に取り入れてみてください。
まずは、選考段階でCEOや代表取締役と複数回面談した際に、下記のような価値観が一致しているかを確認するようにしてください。
- 経営ビジョン
- 成長戦略
- 意思決定のスタイル
- リスクに対する考え方
CFOは経営陣の中でも財務面から経営判断にブレーキをかける役割も担うことがあります。
CEOが「成長のためにリスクを取る」タイプなのか、「慎重に財務健全性を重視する」タイプなのかによって、CFOに求められる役割が大きく変わってきます。
さらに、CFOという肩書きだけでなく、実際にどこまでの権限が委譲されるのかを具体的に確認するようにしましょう。
次のような具体的な権限範囲を、オファーレター(内定通知書)や雇用契約書に明記してもらうことが重要です。
- 予算の最終承認権はCFOにあるのか、それともCEOの承認が必要か
- 資金調達の方針をCFOが主導できるのか
- M&A案件の可否をCFOが判断できるのか
- 取締役会での発言権や議決権はあるのか
- 財務部門だけでなく、経理・総務・人事といった管理部門全体を統括するのか
実際、「CFOという肩書きでも、実態は経理部長と変わらない権限だった」という失敗事例もあり、権限範囲を事前に明確にすることは重要です。
現在の財務・経理組織がどのような状態にあり、CFOとして入社後に何を構築する必要があるのかも把握しておきましょう。
とくに以下の情報は、事前に確認しておくことをおすすめします。
- 現在の経理担当者は何名で、どのようなスキルレベルか
- 月次決算は何日で締められているか
- 予算管理の仕組みは整っているか
- 会計システムやERPは導入されているか、一から構築する必要があるか
- 監査法人との関係は良好か
- 内部統制の構築状況はどうか
IPO準備企業のCFOとして入社したものの、「経理担当者が全員パート社員で、専門知識を持つ人材が一人もいなかった」という事例もあるので、注意が必要です。
さらに基本年収だけでなく、「業績連動賞与」「ストックオプション」「退職金制度」などの報酬体系全体の確認が必要です。
なかでも、ストックオプションについては、以下条件の詳細を書面で確認することをおすすめします。
- 付与株数
- 行使価格
- ベスティング期間
- クリフ期間
- 税制適格
実際に「4年ベスティング、1年クリフ」という条件で入社したものの、1年未満で退職したため、ストックオプションがすべて失効したという失敗事例もあります。
入社前に企業の財務諸表を確認し、次に挙げる財務面の実態も把握しておきましょう。
- キャッシュフローは健全か
- 有利子負債の返済計画は現実的か
- 売上成長率と利益率のバランスは取れているか
- 資金調達の計画は具体的か
財務状況の確認は、過去数年に遡って行い、将来の資金繰りや成長性を見極めることが重要です。
CFO向け転職エージェント・サイト利用の流れ
CFOとしての転職活動では、限られた時間の中で上手に動くことが求められます。
そのため、転職エージェント・サイトを利用する際の流れを事前に把握しておくことは、スムーズな転職活動を進めるうえで重要です。
そこで、CFO向け転職エージェント・サイトを活用する際の一般的なステップを、順番に解説していきます。
各ステップでのポイントを押さえながら、納得できる転職活動をしましょう。

1、会員登録と初回面談でCFOとしての専門性を共有する
まずは、公式サイトから会員登録をしたあと、初回面談でCFOとしての専門性を詳しく共有しましょう。
初回面談で詳しく伝えなければ、コンサルタントがCFO候補者の市場価値を正確に評価できず、不適切な求人を紹介されてしまうからです。
初回面談では、次のようなことを伝えます。
- 経歴
- CFOの専門的なスキル
- 希望条件
包み隠さず伝え、市場価値や適正年収のフィードバック、現実的なアドバイスをもらいましょう。
2、CFO求人の紹介を受けて企業の財務実態を確認する
初回面談後は、転職エージェントからCFO求人の紹介を受けて、各企業の財務実態を詳しく確認しましょう。
CFOは企業の財務戦略や資金調達、経営判断に直結する役割を担います。
そのため、転職エージェントから求人紹介を受けた際は、財務面の情報をチェックすることが大切です。
担当コンサルタントから情報を提供してもらう際は、企業からの正式開示か、転職エージェントの推測かを確認することも重要です。
さらに、複数のCFO向け転職エージェント・サイトに登録している場合は、同じ企業の情報を比べて確認するといいでしょう。
企業から直接スカウトを受けられるサービスでは、企業の採用担当者や経営陣と直接やり取りできるので、財務実態について遠慮せず確認してみてください。
3、選考対策と複数回の経営陣面談を実施する
応募する企業が決まったら選考対策を受けて、面談を通じて経営陣との相性を見極めましょう。
CFOの選考は一般的な職種とは大きく異なり、CEO・代表取締役・取締役との複数回にわたる面談が選考過程に含まれるため、準備は欠かせません。
事前に以下のCFO向け選考対策を受け、着実に選考突破を目指しましょう。
- 財務戦略の質問に対する回答
- Excelで行われる財務モデリングテストの対策
- ケーススタディ対策
加えて、経営陣面談では、下記内容を詳しく確認することが重要です。
- 経営ビジョン
- 意思決定スタイル
- CFOへの期待
- 権限範囲
- 財務組織の現状
選考後は、フィードバックの確認や、面談で得た内容と入社後のイメージが一致するか整理してみてください。
4、内定後の条件交渉で報酬体系と権限を明確化する
内定通知を受けたら、転職エージェントを通じて報酬体系と権限を詳細に交渉し、オファーレターや雇用契約書に明記してもらいましょう。
口頭での約束だけでは、入社後に「想定していた権限がなかった」「ストックオプション条件が不利だった」といったトラブルのリスクがあります。
とくに、以下の内容は書面で確認してください。
- 賞与や業績連動賞与を含めた年収
- ストックオプションの詳細
- CFOとしての権限範囲
- 入社日
複数の内定がある場合は、各企業の条件を比較検討することも重要です。
譲れない条件があれば担当コンサルタントに伝え、優先的に交渉を進めてもらいましょう。
CFO向け転職エージェント・サイト利用に関するよくある質問
CFOとしての転職活動において、転職エージェント・サイトの活用は有効な手段の一つです。
しかし、専門性の高いポジションであるため、サービスの選定や利用方法について不安や疑問を抱く人もいるのではないでしょうか。
そこで、CFO向け転職エージェント・サイトの利用に関して、よくある質問とその回答をまとめました。
サービスを活用する際の参考として、ぜひ確認してみてください。
Q.CFO向け転職エージェント・サイトの面談で何を聞かれますか?
A.CFO向け転職エージェント・サイトの面談では、「経歴や実績」「希望条件」といった基本的な質問に加えて、CFOの専門的な質問も聞かれます。
コンサルタントはCFO候補者の専門性を正確に評価し、適切な企業とマッチングするために詳細な情報を把握する必要があるからです。
具体的には、以下内容の確認が行われます。
- これまでのキャリアの概要と主な実績
- 強みのある領域
- 財務モデリングやバリュエーションのスキル
- マネジメント経験がある組織規模
- 英語力や英語での財務報告やプレゼンテーション経験
- CFOとしてのキャリアビジョン
- 転職を希望する企業規模・業界・成長フェーズ
さらに、CFO向け転職エージェント・サイトのコンサルタントは、面談の中でCFO候補者の人柄や価値観、コミュニケーションスタイルも観察しています。
CFOというポジションは経営陣の一員として、専門スキルだけでなく、人間性や信頼性も重要な評価要素となります。
コンサルタントとの面談前には、今までの実績を具体的な数字で説明できるように整理し、希望条件や転職理由を明確にしておきましょう。
Q.CFO向け転職エージェント・サイトでストックオプションの条件は交渉できますか?
A.担当コンサルタントがストックオプションの条件交渉をサポートしてくれます。
CFO向け転職エージェント・サイトに在籍するコンサルタントは、企業側と交渉する専門的なノウハウを持っており、有利な条件が引き出せるサポートをしてくれるからです。
ストックオプションの条件交渉では、以下の項目を押さえておく必要があります。
- 付与株数または株式希薄化後の持株比率
- 行使価格
- ベスティング期間
- クリフ期間
- 行使可能期間
- 退職時の取扱い
- IPO前の行使可否
- 税制適格ストックオプションか税制非適格ストックオプションか
自分で企業と直接交渉する場合、ストックオプションの適正な付与株数や行使条件について判断する材料が不足しがちです。
しかし、経験豊富なコンサルタントなら、同業界や同規模企業の事例を豊富に持っているため、相場観をふまえたアドバイスが受けられます。
ストックオプション条件を交渉する際は、担当コンサルタントに相談しながら交渉準備を行うようにしましょう。
Q.CFO向け転職エージェント・サイトを利用すれば40代・50代でも転職できますか??
A.CFO向け転職エージェント・サイトを利用すれば、40代・50代でも転職できます。
豊富な実務経験と成熟した判断力が求められるポジションのため、むしろ40代・50代の年齢層が求められることも多いです。
また、CFO向け転職エージェント・サイトに在籍するコンサルタントは、40代・50代のCFO候補者が持つ長年の実務経験や業界知識、マネジメント能力を高く評価しています。
そのため、企業側に対しても「この年齢だからこそ持つ強み」をアピールしてくれるため、年齢がハンディキャップになるどころか、むしろアドバンテージとなります。
「40代・50代だから選択肢が少ない」と決めつけず、CFO向け転職エージェント・サイトに登録して自身の市場価値を一度確認してみてください。
Q.CFO向け転職エージェント・サイトを利用する際、どのくらいの英語力が求められますか?
A.英語力が必要かどうかは、目指す企業の種類や業務内容によって大きく異なります。
国内市場のみで事業展開している中小企業やオーナー企業のCFOであれば、英語力を求められることはほとんどありません。
また、英語力に自信がない場合でも、コンサルタントがCFO候補者の英語力を評価し、英語力のレベルに応じた企業を提案してくれます。
CFOに求められる企業の種類別に、英語力レベルを以下にまとめました。
- ●外資系企業のCFO
- ビジネスレベル以上(TOEIC800点以上)必須
「グローバル本社への財務報告」「海外投資家とのコミュニケーション」といった業務が日常的に発生するため、読み書きだけでなく、スピーキング・リスニングの高度なスキルが求められる - ●グローバル展開している上場企業のCFO
- ビジネスレベル(TOEIC750点以上)推奨
「海外子会社の財務管理」「海外投資家向けIR活動」といった業務が発生するため、財務・会計の専門用語を英語で理解し、説明できる能力が必要 - ●IPO準備中のベンチャー企業のCFO
- 日常会話レベル(TOEIC600点以上)があれば十分なケースが多い
海外VCからの資金調達を計画している場合や、グローバル展開を視野に入れている場合は、ビジネスレベル以上の英語力が求められる - ●国内市場中心の中小企業・オーナー企業のCFO
- 英語力はほとんど求められないケースが多い
国内取引先のみで事業展開しており、海外子会社や海外投資家との接点がない場合、日本語のみで業務を遂行できる - ●PE投資先企業のCFO
- PEファンドが外資系の場合はビジネスレベル以上が必須
国内PEファンドの投資先企業であれば基礎レベル(TOEIC500点程度)で十分なケースもあるが、Exit戦略として海外企業へのM&Aを検討している場合は、ビジネスレベルが求められる
まずは、自分の英語力レベルの把握からはじめましょう。
外資系企業やグローバル企業を目指すなら、ビジネスレベル以上の英語力は必須です。
英語力に自信がない場合は、国内市場中心の企業に絞って転職活動を進めてみてください。









